【WIZARD -賢者の指輪-】第四話
「ピーマンを残すな、リーシュ」
「うう、こんなの人間が食べるモノぢゃないやい」
「そうそう、別に偏食しても死にはせん」
「それが親の台詞ですか……」
「ねぇ、緑物の野菜抜いて作ってよぉ〜」
「却下」
「酒瓶、もう一本持ってきてくれ」
「却下です」
「けちー」
「けちー」
「私の目の黒いうちは、厨房は私の管轄です。従っていただきます。それとも何ですか? 厨房の管轄権、また先生にお返ししましょうか?」
「ん? また俺にメシ作れってなら作るぞ?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 兄貴ゴメン、ゴメンちゃんと食うからそれだけはやめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
後になって想う。
あの家で暮らした五年間が、
私の人生で、
最も光り輝いていた時間だったのだと。
「うう、こんなの人間が食べるモノぢゃないやい」
「そうそう、別に偏食しても死にはせん」
「それが親の台詞ですか……」
「ねぇ、緑物の野菜抜いて作ってよぉ〜」
「却下」
「酒瓶、もう一本持ってきてくれ」
「却下です」
「けちー」
「けちー」
「私の目の黒いうちは、厨房は私の管轄です。従っていただきます。それとも何ですか? 厨房の管轄権、また先生にお返ししましょうか?」
「ん? また俺にメシ作れってなら作るぞ?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 兄貴ゴメン、ゴメンちゃんと食うからそれだけはやめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
後になって想う。
あの家で暮らした五年間が、
私の人生で、
最も光り輝いていた時間だったのだと。

